ベビーサイエンス 2004.vol.4

「日本赤ちゃん学会」学会誌は、赤ちゃんに関する学術的な研究に関して、いくつかのテーマについてのレビューと議論を中心とした内容のものからなります。
2~3の設定されたテーマについてのターゲット論文を編集委員会より依頼し、このページを通じての学会員からのコメント論文の投稿を受け付け、さらにそれに対するターゲット論文の著者の簡単な回答をセットにして編集委員会で取りまとめたものを、「日本赤ちゃん学会」学会誌として印刷し、会員へ配布しています。

2005年1月発刊

「認知発達ロボティクスによる赤ちゃん学の試み」
浅田 稔(大阪大学大学院工学研究科)

■comment・コメント
認知発達ロボティクスに期待すること」
 板倉昭二(京都大学文学研究科)
「認知発達ロボティクスの可能性」
 下條信輔(カリフォルニア工科大学)
「赤ちゃんロボットはチンパンジーの夢を見るのか?」
 友永雅己(京都大学霊長類研究所)
「創発のアプローチに関して」
 藤田雅博(ソニー?ライフダイナミクス研究所)
「認知発達ロボティクスによる赤ちゃん学への期待」
 渡辺富夫(岡山県立大学情報工学部情報システム工学科)
「認知発達ロボットへの小児神経科医からのメッセージ」
 小西行郎(東京女子医科大学乳児行動発達学講座)

■answer・回答
浅田 稔

「乳児の旋律聴取研究」
二藤宏美(ヤマハ音楽振興会 音楽研究所)

■comment・コメント
「乳児と音楽環境とのかかわりを捉える視点」
 今川恭子(立教女学院短期大学)
「音楽研究の現在過去未来:脳科学的音楽研究を目指して」
 呉 東進(東京女子医科大学 乳児行動発達学講座)
「音楽認定発達の主題と変奏」
 橋彌和秀(九州大学人間環境学研究院)、杉本 啓(九州大学人間環境学府)
「乳児が音楽的特徴に注目することの意味とは何だろうか」
 林 安紀子(東京学芸大学 教育実践研究支援センター)
「赤ちゃんと音楽知覚研究 二藤論文に寄せて」
 南 曜子(金城学院大学)

■answer・回答

「LD、AD/HD、HFPDDの今」
小枝達也(鳥取大学地域学部地域教育学部)所)

■comment・コメント
「軽度発達障害における遺伝子研究の意義」
 桃井真里子(自治医科大学医学部小児科学)
「AD/HDの理解と支援」
 高山恵子(NPO法人えじそんくらぶ)
「いわゆる軽度発達障害の現在と未来」
 中井昭夫(福井大学医学部 病態制御医学講座 小児科学領域)
「LD、AD/HD、自閉症のバリアフリー」
 大屋 滋(旭中央病院脳神経外科)
「軽度発達障害の概念について:小枝論文を読んで」
 三橋美典(福井大学教育地域科学部発達科学講座)

■answer・回答
小枝 達也