ベビーサイエンス 2016.vol.16

「日本赤ちゃん学会」学会誌は、赤ちゃんに関する学術的な研究に関して、いくつかのテーマについてのレビューと議論を中心とした内容のものからなります。
2~3の設定されたテーマについてのターゲット論文を編集委員会より依頼し、このページを通じての学会員からのコメント論文の投稿を受け付け、さらにそれに対するターゲット論文の著者の簡単な回答をセットにして編集委員会で取りまとめたものを、「日本赤ちゃん学会」学会誌として印刷し、会員へ配布しています。

2017年3月発刊

「胎児・新生児の眠りの発達」
 太田 英伸(静和会浅井病院精神科/国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所精神生理研究部)
  中川 真智子(聖路加国際病院小児科)
  大石 芳久(日本赤十字社医療センター小児科)
  大川 匡子(精神・神経科学振興財団)

■comment・コメント
「睡眠環境整備がもたらす成長発達の基礎となる新生児医療への期待」
 田島 世貴(国立障害者リハビリテーションセンター病院小児科)

「子どもの発育と光環境」
 駒田 陽子(東京医科大学睡眠学講座)

「睡眠・覚醒のサーカディアン・リズムの獲得過程」
 神山 潤(公益社団法人地域医療振興協会 東京ベイ浦安市川医療センター)

■answer・回答
 太田 英伸

「絵本遊びが親子関係に良い効果をもたらすのは本当か?」
 佐藤 鮎美(京都大学大学院文学研究科)

■comment・コメント
「”絵本遊び”の効果過程の検証」
 秋田 喜代美(東京大学大学院教育学研究科)

「保育現場における当研究の活用」
 木下 純(赤ちゃん学を学ぶ会)

「人間存在の権利上の問題として『絵本遊びは親子関係に良いのだ』を問う意味」
 石川 由美子(宇都宮大学教育学部)

「絵本遊び研究における科学的研究の役割」
 村瀬 俊樹(島根大学法文学部)

「実証的な遊び研究への期待」
 乙部 貴幸(仁愛女子短期大学 幼児教育学科)

■answer・回答
佐藤 鮎美

「運動障害をもつ子どもに対するリハビリテーション:システムアプローチとしてのニューロリハビリテーションへ向けて」
 浅野 大喜(日本バプテスト病院リハビリテーション科)

■comment・コメント
「運動障害をもつ子どもに対するリハビリテーション:
システムアプローチとしてのニューロリハビリテーションへ向けて」
 岩永 竜一郎(長崎大学大学院医歯学総合研究科保健学専攻)

「運動障害をもつ子どもに対するリハビリテーション:
システムアプローチとしてのニューロリハビリテーションへ向けて」
 高田 哲(神戸大学大学院保健学研究科)
 
「計算論的視点から見た感覚・運動統合の重要性と残された課題」
 長井 志江(大阪大学大学院工学研究科)

「内部モデル獲得の条件」
 熊谷 晋一郎(東京大学先端科学技術研究センター)

「運動に不自由のある子どもたちの支援を考える」
 高塩 純一(びわこ学園医療福祉センター草津)

■answer・回答
浅野 大喜